こんにちは、きょんです。
6月ももう10日も過ぎ、今年ももうすぐで半分を迎えますね。
1月から5月までの家計簿を振り返ってみたのですが、今年はもう大幅赤字になることが目に見えて分かります💦
原因としては不妊治療で定期的な高額支払いがあることと、6月に入ってすぐ夫と私の分のiphone16を購入したからです。
やはり、このような特別支出が家計管理においては大敵ですね…。扱いづらい&精神的ダメージが大きいです💦
そこで、今回は特別支出の管理方法と、今年の大幅赤字になってしまうことを反省し、今後の対策を考えてみたのでご紹介します。

6月時点で年間赤字が確定…その理由とは?
今年はまだ半分しか経っていないというのに、わが家の年間家計はすでに赤字が確定してしまいました…💦
その大きな理由は「特別支出」の連続です。
特に負担が大きかったのは、継続している不妊治療と、夫婦でのスマホ買い替えです。
日々の節約や家計管理をしていても、こうした高額の出費が続くとさすがにカバーしきれず、現時点で年間収支はマイナスに突入😓
ここでは、それぞれの支出の内訳をご紹介します。
不妊治療による定期的な高額支出
現在、2人目を希望して体外受精に取り組んでいます。
不妊治療は保険適用になったものの、私の場合先進医療でのトライとなっているため保険は適用外です。
そのため、1回1回の支払い費用が多く、どうしても高額になりがちです。
1回目の移植では、心拍まで確認できたものの、残念ながら流産という結果に。検査や薬など、すべて含めて約48万円の支出になりました。
現在は2回目の挑戦中で、移植も終え妊娠しているかドキドキして待っているところですが、今のところすでに30万円以上かかっています…。
今回は流産予防のために追加の薬や注射も必要で、今後もさらに費用がかかる見込みです💦
これらの費用は「一時的な出費」ではなく、数ヶ月単位で継続して発生するため、家計への影響も大きくなります。
2月から2人目不妊治療をスタートしていますが、毎回の支払い金額が高く…こればっかりはしょうがないですね💦
夫婦でiPhone16を購入した影響
もうひとつの大きな支出が、夫婦揃ってのスマートフォン買い替えです。
私たちはこれまでiPhone11を5〜6年使い続けてきましたが、バッテリーの持ちや動作の不具合が気になっていたため、そろそろ買い替えを検討していました。
ちょうど6月初旬、Apple Storeで下取り金額がアップするキャンペーンが行われていたので、このタイミングを逃さずに機種変更することにしました。
とはいえ最新モデルであるiPhone16はそれなりに高額で、夫婦2台分で合計20万円ほどかかりました。
計画的に動いたつもりでしたが、不妊治療の出費と重なってしまい、年間収支には大きなインパクトがありました。
iphoneって皆さんどのくらいの年数使いますか?
5〜6年はどちらかというと物持ちがいい方なのかな?
家計管理で難しい「特別支出」への対応法
家計簿をつけていると、毎月の固定費や生活費はある程度コントロールできるものの、悩ましいのがやっぱり「特別支出」の存在です。
冠婚葬祭や家電の買い替え、医療費や大型出費など、いつ・いくらかかるか予測できない支出があると、それだけで収支が乱れてしまいますよね。
特別支出は、毎月の予算の中には含まれていないことが多く、急な出費として家計を圧迫しがちです。
貯金から切り崩して支払うこともあるため、私自身も、こうした支出が重なるたびに「せっかくお金貯まったのに…」と落ち込むこともありました。
では、こうした管理の難しい特別支出にどう対応していけばいいのか?ちょっと考えてみましょう。
冠婚葬祭や家電の買い替え…予測できない出費に困る理由
例えば、親戚の結婚式が突然決まったり、実家から「お香典お願いね」と連絡が来たり…。
あるいは、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電が突然故障することもあります。
これらの出費は、「毎月の予算」や「固定支出」の枠には入りきらないため、貯金を切り崩して対応する人が多いですね。
さらに、こうした特別支出が複数重なると、年間での赤字につながるリスクも高まります。
そしてなぜか、こういうった支出って連続しがちです…家電の故障とか連続で起こることってありませんか?💦あれはなんでなんでしょうね💦
特別支出の頻度は少なくても、一回あたりの金額が大きいため、家計全体に与える影響は決して小さくありません。
私が実践している特別支出への3つの備え
特別支出は「いつ」「いくら」かかるか予測しづらいため、完全にコントロールするのは難しいもの。
それでも、家計が大きく崩れないようにするために、私は3つの工夫を取り入れています。
日々の家計管理の中でできるシンプルな方法ばかりなので、少しずつ取り入れてみるのもおすすめです。
月1万円の「その他」予算で小さな支出に備える
私は家計簿に「その他」という項目を設けて、毎月1万円をあらかじめ予算として確保しています。
- 職場で使うものだけど経費は出ないしお小遣いから出したくないもの
- 友人や親戚へのちょっとしたお祝い
- 家のちょこっと修繕や買い足し
「想定外だけど、わりとある出費」に使える“ゆる予算”として、毎月1万円確保しています。
この「その他」は、突発的な支出や用途が定まっていない支出に使える“ゆとり予算”のような存在です。
「どの費用として家計簿に書けばいいの?」と悩んでしまうようなものを「その他」に統一しちゃいます。“予測はできないけど起こる可能性のある支出”に備える枠としてこの予算を設けています。
基本的には毎月予算内で対応することができていました。
友達の出産祝いなど急な支払いなどは、ここからお金を出しています。
資産形成も予算化して、通常支出と分けて管理
「将来のための貯蓄・投資」は、生活費とはまったく別枠で管理しています。
わが家ではNISAによる投資を「資産形成」という費目で予算に組み込んでおり、毎月の支出として扱っています。
このように資産形成を「支出」として予算化することで、「余ったら投資にまわす」という不確定なスタイルではなく、計画的かつ自動的に積立てられる仕組みができます。
日常の支出と明確に分けているので、特別支出が発生しても「資産形成をストップするしかない…」という状況にはなりにくく、将来の安心にもつながっています。
資産形成も「余ったらやる」ではなく、「あらかじめ組み込んでおく」ことで、生活費とは切り離して管理できます。
月間黒字分を貯めて、大きな特別支出に備える
毎月の支出を終えたあとに出た黒字分(=余ったお金)は、そのまま特別支出の備えとしてストックしています。
今月黒字になったからといって気を緩めず、「あとで使う予定のお金」としてプール。これが将来の安心につながります。
「今月は黒字だったからラッキー!」と使ってしまうのではなく、将来の大型出費に充てる“プチ積立”のような位置づけです
この黒字ストックは、たとえば「急な帰省費用」「家具や家電の買い替え」など突発的にまとまったお金が必要になったときに役立ちます。
こうしておくことで、“貯金を切り崩す”のではなく“準備していたお金を使う”感覚になるため、気持ちの上でも落ち着いて対処できます。
ただし、今年のように高額な支出が重なるとこの備えだけでは対応しきれないことも…。そんなときは反省しつつ、しょうがないと割り切ることも大切だと思っています。
正直「今月黒字だから何かご褒美を…」と思う日もあります。
でもそれはおこずかい内でやるべきだなと思い、黒字のお金は“家族のお金”だからしっかり貯めています。
それでも赤字になる年もある…私が反省から始めた今後の対策
今年は、不妊治療やスマホ買い替えといった特別支出が続いたことで、すでに年間赤字が確定しています。
けれど、落ち込んでばかりでは前に進めない!
そんな思いから、「次に同じようなことが起きても慌てないように」と、今後の備えについて考えることにしました。
iPhone買い替え用の積立をスタート
今回、夫婦そろってiPhone16に機種変更したことで、約20万円という大きな出費が発生しました。
実はこれまで「そのうち買い替えればいい」と思っていて、スマホ代を買うための計画や予算立ては特にしてこなかったんです。
でもこの経験から、「スマホも定期的に買い換えるもの」として、あらかじめ積立を始めることにしました。
- 目標額:25万円(2人分)
- 期間:5年(60ヶ月)
- 月の積立目安:約4,200円
- ⇒ ゆとりを持って月5,000円に設定
月5,000円ならそこまで大きな負担には感じませんし、次の買い替え時にはもう悩まなくていいという安心感にもつながります。
こうして積立を習慣にしていけば、将来の大きな出費にも慌てず対応できそうです。
支払う金額は同じなのだから、貯金から切り崩して買うのでも良いじゃん!という声もあるかと思いますが、もちろんそれでも良いと思います!
ただ私は、貯金残高の数字が減ることのストレスのほうが大きいため、積立項目として追加しても良いかなぁと思いました。
5年後はiphoneもいくらになっているか分かりませんしね💦
2台で30万とかになっていたとしても、貯金を切り崩すのは5万で済むと思えば気が楽になります。
大型家電買い替え用にも積立を開始
冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどの大型家電は、突然壊れてしまうと生活にも家計にも大打撃。
とはいえ、一気にすべてを買い換えるとなると、かなりの金額が必要です。
そのため、10年後に向けて少しずつ積立をしておくことにしました。
- 想定費用:70万円
- 内訳:冷蔵庫20万/洗濯機30万/エアコン20万
- 積立期間:10年(120ヶ月)
- 月々の積立目安:約5,800円
- ⇒ ゆとりを持って月6,000円に設定
こうした「予定していないけど、いずれ必要になる出費」を可視化することで、家計管理がより安定してきました。
私が意識したいのは「貯金からお金を取り崩す」ではなく「積立していたお金から賄い貯金額は減らさない」ことです。
もちろん、収入に対して積立が厳しい状況であればやらなくて良いと思います。
むしろ、積立が今は厳しい…と理解できるだけで大きな一歩です!
積立ができるようにするには、どうすれば良いのかと考えるきっかけになります。
不妊治療は期限を決めて「今だけ」と割り切る
不妊治療は、金額の予測がつきにくく、続ければ続けるほど費用も心の負担も積み重なっていきます。
わが家でも、1回目で約48万円、2回目の途中までで30万円以上と、すでにかなりの金額がかかっています。
そして、いつ終わるのかが分からないのです。いつ妊娠できるのか…ずっとできないのか…。
そのため、この先も際限なく治療にお金をかけ続けるのは、家計的にも精神的にも難しいと感じました。
そこで、自分の中で“終わりのライン”を決めることにしたんです。
- 胚移植は3回まで(凍結された胚が尽きるまで)
「ここまで」と決めることで、気持ちにも一区切りがついて「今はお金が減ってもいい、後悔しないようにチャレンジしよう」と前向きに取り組めます。
私の場合は凍結された胚が3個あったので、この3個の移植をチャレンジして、ダメだったら再チャレンジはしないと決めました。
回数で決めてもいいし、ある程度の予算を決めておくのも良いと思います。自分たちが後悔しないことと、生活が成りいくことのバランスを取るのも難しいですが、夫婦で話して決めておくのもおすすめです。
【注意!】積立NISAをしていない場合はNISA開始を優先させる
今回、iPhoneや家電の買い替えに備えて、わが家は月に約1万円ほど積み立てをスタートしました。
これはすでに積立NISA(新NISAの成長投資枠含む)を利用した資産形成を毎月行った上で、そのうえで「手元に残す現金」を少しずつ準備していこうという考えです。
でも、もし今まだ積立NISAを始めていない方がいたら…まずは家電やスマホの積立よりも優先してNISAをスタートさせることをおすすめします!
理由① 投資に慣れるための第一歩になる
家計管理を頑張っている人ほど、「投資って怖い」「損をしたらどうしよう」と感じやすいもの。
私自身も最初はそうでした。でも積立NISAは少額から、いつでも始められる仕組みです。
たとえば月1万円でも、数千円からでも始められます。
「まずはやってみる」「投資に慣れる感覚を身につける」ことが、これからの資産形成では大きな力になります。
いきなり大きな金額を投資にまわす必要はありません。最初は少額でOK!
「投資の勉強期間」だと思ってスタートするのが一番おすすめです。
理由② 10年積み立てれば「時間が味方になる」
投資は「始める時期」よりも「続けた期間」がとても大事だと言われます。
なぜなら、複利の力=時間をかけてお金を育てる仕組みが働くからです。
家電の積立ももちろん大事ですが、10年先まで使う予定がないお金なら積立NISAで“育てておく”選択肢もおすすめです。
- 月1万円を10年積み立て → 元本120万円
- 年平均利回り 5% の場合 → 約157万円
- 差額:約37万円増える可能性も!
※オルカン(全世界株式インデックスファンド)の過去平均利回り5%前後を参考にした一例です。
もちろん投資なので必ず増える保証はありませんが、長く続けるほど「安定して増えやすくなる傾向」があります。
積立NISAはまさにこの「時間の味方」を最大限に生かせる制度です。
理由③ 「手元に残すお金」と「投資するお金」をバランスよく
特別支出に備える積立は、もちろん「手元に現金を残す」という安心感につながります。
一方で、すべてを現金で持ち続けると「お金が育つチャンス」を逃してしまう面もあります。
だからこそ、私は「投資:積立現金」をバランスよく両立させることを意識しています。
積立NISAを優先して始めておき、そのうえで生活防衛費や家電・iPhoneの積立を追加していくと、「将来の備え」と「今の安心」がどちらも整えられる感覚になります。
積立NISAを始めたことで、お金が「減る不安・何もしていない不安」から「お金を育てる楽しさ」へ少しずつ変わってきました。
まずは月数千円からでも十分なので、投資もスタートさせることが大事!
まとめ:特別支出には「予算化」と「割り切り」が大切
特別支出は、いつ・どれくらいかかるのか予測しにくいため、家計管理の中でもとくに悩ましい存在です。
私自身も、今年は不妊治療やスマホ買い替えなどが重なって、早くも年間赤字が確定してしまいました💦
でもその経験があったからこそ、「次は備えておこう」「今のうちにできることをやっておこう」と前向きに考えられるようになったのも事実です。
- 「その他」や「目的別」で予算化する:毎月少しでも“ゆとり枠”を持つことで安心感に
- 「貯める習慣」で貯金に手をつけない準備を:プチ積立で急な出費も怖くない
- 割り切る覚悟を持つ:「今だけ」「ここまで」と決めることで心も家計もラクになる
家計管理は「できなかったこと」より「気づけたこと」が大切。
一歩ずつ、自分らしいお金の付き合い方を見つけていけたら十分だと思っています。