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家計管理

結婚4ヶ月で夫が突然無職に!それでも家計に困らなかった理由

こんにちは、家計管理で余裕のある暮らしを提案するきょんです!

タイトルにもある通り、私は結婚4ヶ月のある日突然、夫が失職するということを経験しました。

とにかくびっくりはしましたが、離婚するなんて全く考えなかったし、その後の生活の心配もありませんでした。

そして実際に、余裕で暮らしていくことができました。

この記事では、あの時体験したことをまとめてご紹介します。

この記事で分かること

✔️ 夫の突然の失職体験談
✔️ 突然の失職にも動じなかった理由
✔️ 家計管理の重要性と安心感

突然仕事を失うという経験は、できるだけ皆さんにはしてほしくないですが…いつ何があるか分かりません。

この記事が、誰かの備えや励みになれば嬉しいです。

突然の夫の失職とその衝撃

夫の失職は、GW前の4月下旬のある日突然起こりました。

この頃の生活はこんな感じでした。

・結婚して4ヶ月、1DKの賃貸(家賃6万2千円くらい)で2人暮らし。

・夫は35歳、正規雇用で働いている。私は29歳、学校の非常勤講師。

・5月に夫名義で住宅ローン審査がある。

・7月にはハワイで家族のみの挙式&新婚旅行の予定。

あの日私は仕事が終わり、家に帰っている途中で夫から電話がありました。電話自体珍しいので「なんだ?」と思いました。

「今日帰り遅くなると思う…ごめん…」という内容でした。こういう時って何故か勘が働きますよね…もうこの時点で、良からぬことが起きていると察しました。

1人家で夫の帰りを待っていましたが、私も落ち着かず…晩御飯を適当に作って、ひたすら待っていました。

夫が帰ってきたのは9時前。玄関で一言「失職した」と言うと、そのままリビングに行き土下座してきました。

私は笑ってしまいました(笑)人生で初めて本気の土下座されましたよ(笑)

とりあえず顔を上げてもらい、私が大丈夫だよと言っても「でも住宅ローン審査あるし…これからの生活だって…」と、まぁ不安でいっぱいそうな彼でした。

そこで私が言ったのは「大丈夫だよ!あなたが仕事しなくても、2年は生活できるくらい貯金あるし。」でした。

夫は俯いたままでしたが、その後も「大丈夫」である理由を説明していくと、私が怒ったり責めたりしていないこと、生活が大丈夫そうなことが分かり、顔を上げてくれました。

失職の理由や詳細については、夫個人のことになるので、ここでは控えさせていただきます。職場や社会で悪いことをした訳でありません!とても親切で良い人です(^^)

失職の理由は、私にとって夫を見る目が変わるような内容ではなかったですし、むしろ可哀想と思っていました…。好きな仕事で一生懸命働いていたのに…いろんな人が動いてくれたけれど、失職は決まってしまったようです。

そんなショッキングなことがあった中、無事に帰ってきてくれて本当に良かったです。とにかく無事に帰ってきてくれとだけ願っていましたから💦

私が500万円の貯金を持っていた理由

さて、仕事がなくなってしまった夫。

上記でも書きましたが、夫が仕事をしていなくても、当時の生活を2年続けるくらいの貯金はありました。

その額は500万円程です。500万円代って感じですかね?細かくは覚えていません💦

29歳の私が500万という大金を持っていた理由は、単純に貯金です。

当時の私のお金事情はこんな感じです。

・大学卒業時、すでに100万以上は貯金あり。バイトで貯めただけ。
・大学卒業後〜29歳当時まで、学校の非常勤や臨任で働く。
・結婚前1年間くらいは同棲。それまでは実家住まい。

正社員になったり、教員採用試験に合格して正規雇用になったりはしていませんでした。

基本的には、非正規雇用という形でしか仕事をしていません。

ただ臨任(臨時的任用職員)は、ボーナスもありましたし、給与もある程度普通だったと思います。

非常勤も後半は私学でやっていたのですが、職員への待遇が良い法人だったこともあり、ある程度の給与と年2回のボーナスもしっかりありました。

そして、実家住まいだったのが大きいです。

実家に毎月入れていたお金は3万円と格安でした。料理など、自分でやれることはある程度やっていましたが、一人暮らしをしている人と比べると、支払う金額が全く違いますよね。

ありがたい生活環境だったこともあり、私は普段からお金を散財して好き勝手していた…のではありません!その逆です!

せっかくだから、今のうちにお金貯めちゃおう!

私が考えていたことは、できるだけ無駄遣いせずに堅実にお金を貯めることです。

つまらない人にも見えますねw

でも、週末のデートや友達との飲み会、旅行など、やりたいことも十分楽しめていました。

私が500万円以上貯金できた理由

・大学卒業後、実家暮らしで基本的な生活費を抑えられた。

・自由に使えるお金が多い分、無駄遣いせず堅実に貯めた。

・旅行やデートなど、大切な時間にはしっかりとお金を使いメリハリを持った。

結婚後、私が貯めたお金は私のもの!という考えも特にありませんでした。2人で楽しく暮らしていけるのであれば、このお金は一緒に使いたい。

なので夫が仕事を失っても、私が今まで貯めてきたお金を使って生活すれば大丈夫。貯めておいて本当に良かったと、心から思いました。

非常勤講師としての収入が家計の支えに

夫が仕事を失っても、私には仕事がありました。

私の当時の仕事は私学の非常勤講師です。

・私学で非常勤講師、週18コマで週5出勤。

・手取り25万円ほど。

・年2回のボーナスあり。それぞれ手取り30〜40万くらい。

通勤は40分ほどでさほど遠くなかったですし、楽しく働けていました。

給与も悪くなく、仕事の掛け持ちもOKだったので、副業として友達のホームページの画像作りやYouTubeの編集をお手伝い&チャレンジしていました。

この給与はそんなになく、月に1〜3万円くらいでした。良い経験になったし、世間一般的に見て大きな額ではなくても、お金が増えるのは間違いないので嬉しかったです。

このくらいの給与があったので、夫の仕事がなくなったからといって、特に私の貯金を切り崩して生活しないとやっていけないという状態ではありませんでした。

普通に暮らす分には不自由せず、たまに外食したり旅行に行こうと思ったら貯金を切り崩す…と言ったイメージです。

私も非常勤とはいえ、働いていて本当に良かったなぁと思いました。

離婚は考えた?

夫が仕事を失ってしまったことを友達に話すと「離婚しないの?」と、何人かに聞かれたことがありました。

正直、離婚は1ミリも考えませんでした。

私は「逆になぜ離婚するの?」と思い、聞かれたこと自体が本当に不思議でした。

犯罪を犯した訳でもないですし、夫のことを見る目も変わっていません。

尊敬しているし、一緒にいたい。こんな時だからこそ、結婚していて本当に良かったと思いました。

なので、離婚しないのかと聞かれたことはよく分からないし、「私なら離婚する」と言う人には…うぅんいまだに共感はできません。

私が離婚を考えずにいられたのは、主に以下の理由があります。

離婚を考えなかった理由

・相手を信頼しているから
・自分も働いていて安定して収入があるから
・500万以上の貯金があったから

家族を守るためには、大切な人を守るためには、ある程度のお金は必要だととても実感しました。

「お金があること=安心感」につながります。家賃が払えるか、今後の生活費はどうするかなど、余計な不安を抱えずに済みましたし、考える必要もほぼありませんでした。

今まで通りの生活でも大丈夫。それにこの人なら、また立ち上がってくれるはず。夫に対する信頼もあったので、無理せずゆっくり歩めばいいと思っていました。

その後の夫は転職活動

ちなみに、仕事を失ってすぐGWだったこともあり、夫は2週間ほどはゆっくりしていました。

GW明けてちょっと経った頃、私が仕事から帰ると「これ見て!どう思う?」と久しぶりに覇気のある声。

スマホを見ると、転職サイトで探した仕事情報を見せてきてくれました。

私は「人生の夏休みだと思って、もう少しゆっくりしてもいいんだよ?」と体調や精神面を心配したのですが、休んでいるのも辛いのか、仕事探しに前向きになっていました。

こういう所、本当にすごいって思ってます。生きる力があるなぁと。

そして、2つ程仕事を掛け持ちする形で年度末まで働き、翌年度の4月からは新しい職場で正社員として働き始めました。

結果、転職後の方が給料もボーナスも上がったので、とても嬉しかったですw

ほんと、さすが!と思いました。

家計を守るために続けていること

この「夫が突然無職」を体験してから、家計管理はよりしっかり行うようになりました。

続けていること

・私が家計管理をすること
・家計状況を共有すること
・無駄遣いはしないようにし、自分たちの価値観を大切にすること
・仕事をすること

夫はもともと、家計管理が苦手な人だったので、結婚後の家計管理は私がやっていました。

結婚してすぐの頃、夫の銀行カードとかどうやって管理、共有すればいいんだろう…と思っていた時、夫から「はいこれー」と全てのキャッシュカードを渡されました。

え、いいの!?とびっくりしましたが、夫は「お小遣い制でいいし、それ以外のお金は管理したいでしょ?俺もその方が助かる」と…自分の銀行カードを結婚してすぐに相手に渡せるってすごいなと思いました。

信頼してもらっている分、しっかり貯めるぞ!と私は張り切りました(^^)

仕事を失った後もこの体制と考えは変わらず、これからもしっかり管理していこうと思いました。

ただ、お金を使うことも大切なことなので、使い道については2人でちゃんと話して気持ちよく使うようにもしています。

旅行に行ったり音楽フェスに行ったり、2人が好きなものにお金を使うようにして過ごしています。

また、私は何らかの形でもいいから仕事は続けようと思いました。

私学の非常勤講師からその後転職して普通の会社員になったり、今は子供もいるからパート&起業という形をとったり、給与額は変わりましたが、とにかく仕事は続けています。

私の目標は、もしまた何かあっても「余裕で暮らせるから大丈夫だよ」と言える状態にしておくことです。

家族を大切にしつつ、お金もしっかり得る。これが今大切にしたいことです。

備えあれば憂いなし、経験から学んだこと

今回の記事は、私の経験談を書かせていただきました。

自己紹介にも近いですね。

昔から「お金は大事」と思っていたので、浪費するタイプではなく貯めていくタイプでしたが、この出来事ほど「貯金していて本当に良かった」と思ったことはありませんでした。

病気や事故、夫のように突然の失職など、人生何があるか本当に分かりません

ピンチになった時に、お互いの本性が見えたりもします。

お互いの信頼関係がしっかりしていて良かったと実感もしましたし、お金があったから不安もありませんでした。

お金って色々な考え方ができるけれど、私にとっては家族を守ることができるものです。

これからも無理なく、焦らずコツコツとお金を増やしていこうと思えた出来事でした。