クリスマスシーズンが近づくと、家族や子供へのプレゼントを準備したいという気持ちが高まりますよね。
しかし、プレゼントやイベントが重なると、家計への負担も気になるものです。
突然の出費が重なることで、家計のやりくりに悩む方も多いのではないでしょうか。
そんな中でも、家計をしっかり守りながら、クリスマスも充実したものにしたいですよね。
この記事では、クリスマスなどの突然の出費に関する予算の考え方や、未就学児へのおすすめクリスマスプレゼント、特別費の扱い方についてご紹介します。
✔️クリスマスなどの予算の考え方
✔️就学前の子供にオススメのクリスマスプレゼント
✔️特別費のやりくり方法
急な出費にも負担なく対応できる家計管理術を一緒に学び、心温まるクリスマスを迎えましょう。
クリスマスプレゼントにかける予算をどう決める?
クリスマスシーズンが近づくと、子供へのプレゼント選びに胸が弾む一方で、出費も気になるものです。
特に、家計に負担をかけずに子供を喜ばせたいと考えるなら、プレゼントにかける予算をしっかり決めておくことが重要です。
ここでは、無理なくプレゼントを準備するための予算の決め方を解説し、子供も親も満足できるクリスマスを過ごすためのポイントを見ていきます。
プレゼント予算を決める3つのステップ
子供のクリスマスプレゼントはいくらにするか悩んでしまいますよね?
ある程度の平均はあるにしても、家庭により大きく異なってきます。また、子供の年齢によっても違ってきますし、サンタさんを信じているかどうかによっても変わってくるでしょう。
そこで、子供のクリスマスプレゼントにかける予算について、具体的に決めるための3つのステップをご紹介します。
家計の全体像を把握する
プレゼント予算を決める前に、まずは家計全体を見直し、収支バランスを確認しましょう。
生活費や固定費など、必須の支出がどの程度かかるかを把握することで、プレゼントに使える余剰分がどれくらいか明確になります。
余剰分が予想以上に少ない場合は、不要な支出を見直すなど家計全体を効率化することも重要です。
12月に入って見直しても遅いこともあるので、最低でも1ヶ月前の11月から見直しましょう。余裕がある場合には夏明けの9月頃から考えておくとより安心ですね。
普段から家計簿をつけているのであれば、年間の収支バランスを確認するのも良いです。
年間の収支がある程度つかめれば、どの程度クリスマスの予算を用意すればいいのか把握できます。
適当に予算を考えるのではなく、年間や直近数ヶ月の収支結果を確認し、どの程度であればクリスマスにお金を使っても大丈夫かを確認しましょう。
優先順位を考える
クリスマスプレゼントは特別費として大切ですが、年末年始には他にもお金がかかるイベントが控えています。
人によっては、旅行や帰省などの予定があるでしょう。どうしてもお金を使う機会が増える時期ですので、プレゼントにかける費用を過剰に設定しないよう気を付けましょう。
クリスマスのディナーは外食するのか手作りにするのか、ケーキは必要か、何かイベントに参加するかなど、家庭により優先順位や過ごし方も違うはずです。
家族や夫婦で話し合い、どの支出を優先すべきか決めることで、自然とどの程度お金を使えるかが見えてきます。
「理想」と「現実」のバランスを取る
家族の思い出を作るためにプレゼントには気持ちを込めたいものですが、予算内で満足できるアイテムを選ぶ工夫も大切です。
家計に無理のない範囲でプレゼントを用意することで、日常の生活にも支障をきたさず、家族が心地よく過ごせるクリスマスになります。
また、プレゼントだけが子供の記憶に残るわけではなく、クリスマスをどのように過ごしていたかが大切になってきてます。
プレゼント代だけを意識するのではなく、当日の料理や部屋の飾り付けなど、プレゼント以外の部分でクリスマスをより楽しく幸せなものにすることもできます。
予算としてはプレゼント代を抑えたい…という思いがあるのなら、プレゼント以外の部分でクリスマスをより良いものにする工夫をこらすと良いでしょう。
他の家庭の予算と比較してみる
プレゼント予算の設定に迷ったら、他の家庭のクリスマス予算を参考にするのも良い方法です。
一般的に子供の年齢や家庭の収入によって異なりますが、未就学児の子であれば予算は3,000円〜5,000円程度で、小学生から中学生は5,000円〜10,000円程度で設定しているところが多いようです。
参考;クリスマスプレゼントの予算はいくら?楽天ママ割メンバーに聞いた!
子供の人数や各家庭の状況によっても違うとは思いますが、ある程度の「相場感」を参考にすることで、予算を考えやすくなります。
また、子供へのプレゼントでは「物の価値」にこだわらず、「気持ち」を大切にするのも良い考えです。
高価なものを贈ることだけが愛情表現ではありません。
例えば、未就学児であれば知育玩具や絵本など、子供の成長に役立つ実用的なものや、長く使えるものを選ぶことで、家族全員が納得できるプレゼントが用意できます。
おしゃべりができる子であれば「サンタさんにどれお願いする?」と事前にお店で一緒に見て周り、予算内で確実に喜んでもらえるものを確認しておくのも良いでしょう。
その他のクリスマス費用も考慮する
クリスマスはプレゼント代だけではなく、家の飾り付け、クリスマス用の食事や外出費用も意外と重なりがちな時期です。
特に家族でクリスマスディナーやパーティーを予定している場合は、予算が膨らみやすいものです。最近は食費の値上がりもすごいので、今ままでの感覚でいるとあっという間に予算オーバーしてしまうでしょう…。
こうした関連費用も見越した上で予算設定をすることで、急な出費に慌てることなく楽しむことができます。
飾りつけに関しては、ダイソーやセリア、キャンドゥなどの100円ショップでも、十分なものが手に入ります。昨年使用したものを再利用したり、ちょっとした工夫で予算を守りながらも、温かなクリスマスを演出できるので、お店のディスプレイに惑わされて購入しすぎないように気をつけましょう。
特別費で慌てないために
上記では、これからクリスマス代を用意する際の工夫や予算の考え方について書いていますが、家計に無理のない予算を設定するためには、特別費用として事前に積立をする習慣を持つことが効果的です。
例えば、クリスマスや誕生日などの特別費として、年間を通して少額ずつ積み立てをしておけば、いざプレゼント購入時に余裕を持って準備が可能です。
積立額は毎月1,000円程度でも十分です。年間で考えると12,000円と、大きな金額になります。
また、積立以外にも、普段から生活費の見直しや節約を習慣づけることで、クリスマスの出費が想定以上に増えても家計が崩れにくくなります。
食品が予算内で済んだ月は、余った金額を取っておき年末年始にまわすなど、工夫しておくこともできますね。
これにより、ストレスなく家計を維持しつつ、満足のいくプレゼントやイベントを楽しむことができます。
クリスマスや年末年始の支出全体を見据えて計画を立てることで、翌年への家計負担を最小限に抑えられるようになるので、毎年悩んでいるという人は、来年分の準備をこれから始めるようにしてみて下さい。
子供が喜ぶ高コスパアイテムのおすすめ
クリスマスに贈るプレゼントは、子供が本当に欲しいもの、ウキウキして心待ちにしているものをあげたいですね。
ただ、まだおしゃべりができなかったり自分が欲しいものをうまく伝えられない子には、子供が喜んでくれそうなものはもちろん、長く使えて家計にも優しいものを選びたいものです。
予算に限りがある中でも、子供の成長や学びに役立つ「高コスパ」なアイテムを選ぶことで、より満足できるクリスマスプレゼントが見つかるでしょう。
ここでは、コスパの良さと満足度を両立したプレゼントの選び方とおすすめアイテムをご紹介します。
遊びながら学べる知育玩具
知育玩具は、楽しみながら学びの機会を提供するため、特に幼い子供へのプレゼントにぴったりです。
知育玩具には、色や形を学べるパズルや、数や言葉を自然に身につけられるブロックなど、多種多様なアイテムがあります。
子供が遊びに夢中になるだけでなく、思考力や創造力を育む効果も期待できるため、親としても安心して与えられる選択肢ですよね。
知育玩具の選び方としては、サイトの情報をよくみるのも大切ですが、口コミをしっかりチェックすることがポイントです。
楽しんで遊べているか、危険なものではないか、デメリットは何かをコメントから考え確認することができます。
0歳からオススメの知育玩具
こちらの「0歳娘に贈ったクリスマスプレゼント!選ぶ際に気をつけたことやその後もご紹介」では、実際に我が家が0歳の娘に贈ったクリスマスプレゼントについてもご紹介していますので、合わせてご参考ください。
知育玩具としておすすめ&よく見る人気のおもちゃは、以下のものがあります。
こちらは児童館などでもよく見るおもちゃです。近所の児童館の数カ所で見たことがありますし、実際に利用させてもらっていました。
赤ちゃん向けのおもちゃで、お座りしてもうつ伏せの状態でも興味を持って遊ぶことが出来ます。
つい触ってみたくなるので、娘もよくこれで遊んでいました。
これも児童館によく置いてあり、娘が気に入っていたおもちゃです。
カラフルなボールを上からいれると、螺旋を描いて降りてきて、出てくる時にはチンと音が鳴ります。
ボールが落ちてくる動きに夢中になり、何度もボールを上から入れて遊んでいました。
こちらは、実際に我が家で買ったおもちゃです。
カラフルな色に興味を持ってくれるし、大きさの違う輪を認識して順番を考えて遊ぶのが楽しそうでした。
最初の頃は難しく、輪の大きさの違いも理解できていませんでしたが、両手に持ってカチカチぶつけて遊んだり、口に入れて舐めてみたり赤ちゃんらしい遊びをしていました。
2歳となった今は、ドーナツ屋さんごっこで使っています!
1歳からオススメの知育玩具
これも児童館でよくあったので、利用して遊んでいました。
四角い箱に色々な仕掛けがあり、どの面で遊ぶか選んでいたのを覚えています。
同じ形のブロックを型にはめるのが気に入り、何度も繰り返し挑戦していました。
こちらは、友達の家にあったおもちゃです。
楽器の部分を叩いて遊ぶことが出来るので、音の違いを不思議がりながら遊んでいました。
こういう箱タイプの、多機能で知育玩具としておすすめされているおもちゃが1つあると、何かと便利です。
こちらのタカラトミーから出ているプラレールもオススメです。
こちらは私の親族で持っている家庭があるのですが、子供が楽しそうに遊ぶことに加え、お片付けしやすい点がよかったです。
スペースもそんなに取らずにコンパクトに遊べるのも良かったです!
知育玩具といえばLEGO!というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。LEGOブロックはとても人気があり、プレゼントとして最適です。
こちらのデュプロシリーズは対象年齢が1歳半からで大きめのサイズになっているので、安心して一緒に遊ぶことができます。
色の認識から手先の運動、立体物を作る楽しさなど色々経験することができます。
2歳からオススメの知育玩具
2歳頃になると、周りの言っているのことの理解やおしゃべりがどんどん成長していく時期でもあるので、言語に関する知育玩具も人気があります。
アンパンマンなどの人気キャラクターもので用意してあげると、喜んでくれることが多いです。
こちらはここ数年人気のマグネットブロックです。つかむ、繋げる、立体の認識など、創造性や想像力、いろいろな力をつけることができます。
口コミを確認すると、2歳以降の子供へのプレゼントが多いようです。
3歳以降にオススメの知育玩具
3歳以降になると、おもちゃの好みや性格など、個性がだんだんわかってきます。
物作りや工作に興味を持っている子に対しては、このようなプレゼントもオススメです。遊びながら、道具の使い方などを勉強する経験にもなります。
ネジを回したり、手先を使って遊ぶことが出来るのも良いですね。
自由に作って遊べるチューブ式のブロックもオススメです。作り方のルールがなく、チューブの部品がたくさん入っているだけのおもちゃになるので、大きくなっても楽しく遊ぶことが出来ると人気です。
ブロックとはまた違う創造をすることが出来るので、自由にいろいろなものを作ることができます。
口コミ欄には、実際に子供が作ったものも載っているため、とても参考になります。
長く使える実用的なプレゼント
実用性のあるプレゼントは、子供が日常的に使用できるため、特別な場面だけでなく日々の生活にも溶け込みやすい点が魅力です。
例えば、お絵かきが好きな子供には再利用可能な電子お絵かきボードや、収納機能も兼ね備えた椅子付きのテーブルなど、遊びながら使える実用的なアイテムがおすすめです。
また、子供用のキッチンセットやおままごと道具など、成長とともに遊びが広がるアイテムも良い選択です。
これらのプレゼントは、耐久性が高いものを選ぶことで、数年にわたって愛用でき、結果的に「長く使える」高コスパアイテムとなります。
使い込むうちに愛着も湧き、子供にとって特別な存在となることでしょう。
実際に我が家では、長期の使用を見越して1歳の誕生日にはこれらをプレゼントしましたが、今も毎日のように使って楽しく遊んでいます。
こちらの角のないコロコロチェア&デスクは、SNSでも度々見かけていたので妊娠中から注目していました。
机と椅子は長く使えるものがいいなと思っていたので1歳すぎた頃に購入したのですが、本当に買ってよかったです。
ここでおやつを食べたり、お気に入りの絵本を数冊収納して好きな時に座って読んだり。
防音対策で床にマットを敷いていてLEGOが組み立てにくいため、このコロコロデスクで作って遊んだりもしています。
最近はここでお店屋さんごっこなんかもしていますね。
部屋のインテリアとしても可愛いので、家族のお気に入りとなっています。
こちらの木製レジセットも持っています。電子音が出ず、木製のシンプルで優しい色のレジなので、リビングにあっても浮いたりせず馴染んでいます。
娘が自分で「ピッ、ピッ」と言いながらレジを打つ姿が可愛く、電子音なしのものを選んで良かったなと思っています。
隣には、こちらの木製キッチンを置いています。
こちらも電子音などはないシンプルなおもちゃで、色味も可愛く娘も私も気に入っています。
「ジュージュー!お塩をぱっぱっぱっ!」など、自分で工夫して遊ぶことが出来ています。
2つのおもちゃを並べるとこんな感じです。
ニトリのNクリックボックスを横にしてカウンターのようにし、ここに2つ並べて置いています。
ボックスを置く位置を変えて、気分に合わせて遊んでいます。
それぞれのおもちゃのメーカーは違いますが、並べて置いても雰囲気が同じなので親子で気に入っています。
対象年齢より早くに買ったものに関しては、必ず親が付き添い一緒に遊んでいます。今のところ、これらのおもちゃで危なかったということはありませんでしたが、今後も一緒に遊びながら付き添う予定です。
特別費のやりくり術
クリスマスや誕生日などの特別なイベントだけでなく、年末年始や予期せぬ出費は家計を圧迫しがちです。
これらの「特別費」に備えるためには、計画的に資金を準備し、無駄遣いを減らして効果的に管理する方法を取り入れることが大切です。
特別費の扱い方については「特別費を無理なく管理する!家計における特別費の扱い方をご紹介」でもご紹介しているので、こちらもぜひご参考ください。
特別費は事前に積立する
急な支出や特別費に備えるためには、毎月少額でも積み立てを行うことが基本です。
クリスマスや年末年始、誕生日のように毎年必ずやってくるイベントごとに対しては、急な出費として捉えるのではなく、事前から準備しておくと家計管理がしやすくなります。
専用の口座を設けても良いですし、お家の中で封筒などに毎月積み立てるなどの方法でも良いので、家族の人数に合わせて月々2,000円~5,000円程度で積み立てていくと良いです。
さらに、この積立額は、毎年の支出状況を見直して柔軟に調整することで、無理のない範囲で貯蓄が可能です。
急な出費が発生した場合でも、積立分を使うことで家計に大きな影響を与えずに対応できるため、精神的な余裕も生まれます。
特別費を急な支出の扱いとするのではなく、計画的に捉え事前から積立をするということは、家計の安定に欠かせない習慣です。
クリスマスは家族の絆を深める
クリスマスは、子供達にとって心に残る大切なイベントです。
準備する段階から子供と一緒に楽しみ、ツリーを飾る、料理を手伝ってもらうなど、家族みんなが一緒に楽しむ時間を増やすことがポイントです。
クリスマスの準備を一緒にするだけで、ワクワクして楽しいですし、良い思い出になります。
また、子供達にとってクリスマスプレゼントは特別なものです。高いものをあげる必要はありませんが、子供が望んだプレゼントを用意できるかどうかは、普段からの家計管理が大切になってきます。
クリスマスや誕生日は、毎年必ず訪れるイベントだとわかっている分準備もしやすいため、計画的にお金を積立て用意しておくことがオススメです。
直近になって慌てないで済むよう、余裕を持って用意するようにしましょう。