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不妊治療

【不妊治療】娘を授かるまでに130万以上!治療内容とかかった費用まとめ

こんにちは、きょんです。

私は今、2人目の妊娠を希望していて不妊治療に取り組んでいます。というのも、1人目を授かる際にも不妊治療を受けていたからです。

不妊治療は、時間もお金も、そして心も大きなエネルギーを必要とするものです。

私たち夫婦も、娘を授かるまでに24回の通院を重ね、総額1,337,980円もの費用をかけてきました。

当時はまだ保険適用外だったため、費用はかなり高額なものでした。(今でも高額な印象は変わりませんが…。)

それでも、妊娠・出産という大きな目標を目指して、夫婦で協力して治療に向き合った日々でした。

この記事では、「不妊治療で実際にかかった費用」「治療中に感じたリアルな気持ち」を、私自身の体験をもとにまとめました。

これから不妊治療を考えている方や、同じように悩んでいる方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

娘を授かるまでの不妊治療記録

不妊治療を始めたのは、結婚してしばらく経っても(2年ほど)なかなか妊娠に至らなかったことがきっかけでした。

最初は軽い気持ちでクリニックを訪れたのですが、結果的に通院回数は24回、そしてかかった費用は合計で1,337,980円にも上りました。

治療にかかった回数と総額

通院回数:24回
総額:1,337,980円

当時、不妊治療はまだ保険適用外でした。

そのため、1回1回の診察・検査・処置ごとに高額な支払いが必要でした💦

お会計を済ませ病院を出る度に「こんなに費用がかかるのか…」と思っていました。

病院は先に見積もりを出してもらうわけではないので、お会計の時に初めて正しい支払い金額を知ることになります。「お金がかかる」と思ってはいたけれど、毎回ドキドキしながら支払いしていました。

24回の通院と総額約130万円

不妊治療のスタートから卒業まで、24回の通院を重ねました。

これが、各通院日の内容とかかった費用を簡単にまとめ他ものです。

通院内容 費用(税込)
不妊治療1回目(検査)¥32,900
不妊治療2回目(夫の検査)¥20,100
不妊治療3回目(通水検査)¥27,970
不妊治療4回目(人工授精1)¥31,500
不妊治療5回目(人工授精結果)¥6,650
不妊治療6回目(人工授精2)¥31,000
不妊治療7回目(人工授精結果)¥7,150
不妊治療8回目(人工授精3)¥31,000
不妊治療9回目(人工授精結果)¥6,650
不妊治療10回目(人工授精4)¥31,000
不妊治療11回目(人工授精結果と体外受精に向けて)¥25,700
体外受精に向けて2(自己注射指導)¥22,840
体外受精に向けて3¥72,200
体外受精に向けて4¥16,320
体外受精(採卵前払い)¥682,000
体外受精(麻酔費用)¥20,000
採卵後検診1¥15,000
採卵後検診2¥41,200
体外受精 移植¥111,600
判定のための採決¥4,400
判定 薬処方¥26,700
判定2 胎嚢確認 薬処方¥35,500
判定3 心拍確認 薬処方¥29,200
判定4 卒業¥9,400

このように、診察や検査、治療のたびに費用がかさみ、思っていた以上にお金も時間もかかりました。

治療ごとの費用はまちまちでしたが、特に体外受精にかかる金額が高額だったことがわかります。

このあと、それぞれの合計額もまとめてご紹介します。

人工授精と体外受精 それぞれの合計を計算&まとめ

区分 合計金額(税込)
人工授精関連(4回分) ¥124,500
体外受精関連 ¥1,056,060

私たちはタイミング法は飛ばし、人工授精からのスタートを希望しました。

そして、人工授精は4回までと決めていました。回数を決めておかないと、体外受精に切り替えるタイミングが分からなくなりそうな気がしていたので、あらかじめ話し合って決めておきました。

そして、人工授精では妊娠に至ることはなかったため、その後は体外受精のトライとなりました。

表を見ていただくと分かる通り、人工授精もそれなりに費用はかかりましたが、
体外受精に進んだ途端、一気に金額が跳ね上がったことがわかります。

採卵や移植、薬代、自己注射など、細かな処置ごとに費用が発生し、気づけば合計で100万円以上という金額になっていました。

💡 「体外受精は高額」と言われる理由が、身をもってわかりました。
経済的な備えがないと、続けたくても続けられない現実があると感じています。

当時は保険適用外だった治療内容

私たちが受けた治療内容の多くは、現在でも「先進医療」に分類されるものであり、今でも同じ内容の治療を受ける場合、保険適用外=自己負担となるケースが多いです。

当時の主な治療内容

  • 体外受精(IVF)
  • 凍結胚移植
  • 自己注射による排卵誘発
  • ホルモン補充療法

保険が効かないということは、1回の治療費だけでも数十万円単位でかかるということ。

当時は助成金として30万円もらうことができ、もちろんこれを利用したのですが、経済的な負担の重さは正直かなりありました。

不妊治療にかかった費用の内訳

治療の最初のステップとして、私自身と夫の検査を受けました。

ホルモン検査、超音波検査、通水検査、精液検査などが含まれ、思ったより検査項目が多く、その分、費用も高額に感じました。

合計すると、2人合わせておよそ10万円の出費に。

初診・検査費用の目安

  • 女性側:ホルモン検査・超音波検査・通水検査など
  • 男性側:精液検査など
  • 合計費用:約100,000円

人工授精4回の費用と結果

人工授精は全部で4回チャレンジしましたが、結果はいずれも陰性。

1ヶ月に1回のチャンスとなるので、妊活は本当に時間とお金がかかりますね💦

費用は1回につき約3万円、結果を聞き次回のトライ準備に6,000〜7,000円で、合計で約145,000円となりました。

人工授精の回数 費用(税込) 結果
1回目¥31,500+6,650陰性
2回目¥31,000+7,150陰性
3回目¥31,000+6,650陰性
4回目¥31,000陰性

体外受精(採卵・移植)にかかった費用

予定していた回数で人工授精がうまくいかなかったため、体外受精に進む決断をしました。

自己注射による排卵誘発、採卵、麻酔、移植、薬代など、細かな処置が多く、その分、費用も合計で100万円超えという結果に…。

特に「採卵前払い」が高額で、家計へのインパクトは大きかったです。

体外受精にかかった主な費用

  • 採卵・前払い金:¥682,000
  • 移植費用:¥111,600
  • 麻酔・検査・薬代など:¥262,460
  • 合計:約1,056,060円

受精卵の凍結保存にかかった費用

初めての採卵で5つの受精卵ができ、そのうちの1つを移植したところ、ありがたいことに妊娠&出産することができました。

そして、残った受精卵4つのうち3個を凍結保存しました。費用のことを考えると、グレードの低かった残りの1つは保存せず諦める決断をしました。

凍結保存には年単位での維持費がかかることもあり、目先だけでなく、将来的な費用の見通しも必要でした。

受精卵の凍結保存費用

  • 凍結保存数:3個
  • 凍結保存費用(年単位):約55,000円

助成金30万円を受け取ったが、負担は大きかった

当時は市からの助成金があり、体外受精に対して30万円を受け取ることができました。とても助かりましたが、それでも自己負担分は100万円近くに…。

当時は保険適用外であったことや、通院の度にかかる費用や薬代も重なり高額な支払いとなってしまいました。

私たちは借金もなく、貯蓄はある程度あり、さらに共働きで収入が安定していたこともあって、不妊治療に臨むことができました。

でも、いつまで続けるのか…続けられるのか…というのは、考えてもあまり決断できないことだったし、難しい問題でした。

出産にもお金はかかる

無事、体外受精により妊娠することができ産院への通院へと変わったのですが、ここからもお金はかかります。

補助券があるため全額負担とはなりませんが…割とお金かかるんですよね💦

そして、出産準備費用、出産後の生活に向けての準備と、相変わらずお金が飛んでいきます。

出産などに関する費用については、また別記事でご紹介したいと思います。

ちなみに、私は無痛分娩での出産を選んだため、これにもお金がかかりました。無痛分娩についての体験記事も、今後公開しようと思っているので、気になる方はぜひご参考下さい。

先進医療の場合は保険適用外のため高額になる

2025年現在は、以前とは変わって不妊治療に保険適用がされるようになりましたね。

2022年の4月から保険適用となったので、この時期から不妊治療をスタートしたという人もいるのではないでしょうか。

私も2人目の不妊治療は保険適用でできるんだ♪と思っていたのですが…現在私は保険適用なしの状態で不妊治療を受けています。

それは、治療内容として先進医療を選択しているからです。

1人目を妊娠できた同じ内容で2人目の妊娠を希望したところ、現在のところ私が受けてきた治療内容は保険適用にはなっておらず、先進医療の区分となるため全額自己負担となっています。

先進医療での不妊治療の場合、住んでいる地域によっては一部助成金もあるのですが…以前よりも金額が減っているところがほとんどです。

正直、補助金なしで前回と同じ治療内容を受けている状態なので、今回の方がお金がかかるのではないかと心配しています…。

不妊治療を考えている方は、治療内容によっては保険適用外の内容もあること、保険適用内の治療内容と、先進医療(保険適用外)の治療内容とではどのような違いがあるのかを、最初にクリニックに確認してみるといいと思います。

私の場合は、新たに採卵することは今のところ考えておらず、延長保存している受精卵の移植による妊娠が目標のため、とにかく妊娠確率が高い方法を希望したこともあり、保険適用外の先進医療での治療となっています。

目標とするところや予算により選択肢も変わってくると思いますので、まずはクリニックにきちんと聞いておくと良いですよ。